皆さんこんにちは。ソーネチカと申します。好きな場所は人の少ない映画館。嫌いな場所は人の多い映画館です。どうぞよろしくお願いいたします。
この記事は二部構成となっております。前半は杜のヨウカンオフで使用し、レート2000を達成したゴースト統一の構築記事で、後半がオフレポです。両方読んでいただけると嬉しいですが、もちろんどちらかでも読んでいただければ同じくらい嬉しいです。
【構築記事】
【はじめに】
まだシーズン中盤ですが構築記事を公開します。もう時間的に潜る余裕があまりないことと、構築に限界を感じてしまったことが理由です。ゴースト統一に興味がある方はぜひ読んでいってください。
【構築経緯】
構築経緯を書くのが苦手なのでざっくりと書きます。ゴースト統一で勝ちたいという硬い鉄の意志がふと浮かんできたので構築を組みました。最初はドラパミミッキュという最強ポケモンを軸に組んでいましたが、色々あって最終的には二匹とも旅立っていきました。よくあるパターンです。「色々あって」の詳細については個体解説に譲ります。
【個体解説】
ヤミラミ@ひかりのねんど
わんぱく H252 B196 D60 毒テラスタル いたずらごころ
アンコール、リフレクター、ひかりのかべ、はたきおとす
構築のアイドルであり仕事人です。セグレイブに後出しできるようにBに厚めに振っています。
このポケモンで壁をはって後述する眼鏡ハバタクカミの火力を押し付けたりビルドコノヨザルで詰めたりします。また、構築相性上厳しい相手に対しても壁をはることで強引に有利不利を逆転できます。
よくオーロンゲと比較されますが、まったく別のポケモンだと思います。このポケモンの強みは先制アンコールとはたきおとすにあります。積んできた相手に後出しして先制アンコールで詰ましていく動きは本当に強いです。
ハバタクカミ@こだわりメガネ
おくびょう H36 B20 C196 D4 S252 ノーマルテラスタル こだいかっせい
ムーンフォース、シャドーボール、マジカルフレイム、サイコショック
ゴースト統一を組むのであれば、ハバタクカミを入れない理由はほぼないと言っていいでしょう。高いCDS、優秀な範囲、構築上きつい悪タイプへの回答など本当に欲張りセットです。
このポケモンがいるからこそ、ミミッキュが構築から抜けていきました。ハバタクカミが優秀すぎて、同じタイプのミミッキュを出す機会があまりなかったからです。
耐久はようきトドロクツキのくらいつくを確定耐えです。素早さは最速一択だと思います。
テラスタイプはメガネだとフェアリーが主流ですが、ゴーストの一環を切る+最後のワンチャンをつかむためにノーマルにしています。
ほぼ全試合出していたと思います。全員がMVPですが、その中でも真のMVPはこいつですね。貸してくれたみこさん本当にありがとうございます!
サーフゴー@ゴツゴツメット
ずぶとい H228 B116 C68 D4 S92 ひこうテラスタル おうごんのからだ
サーフゴー枠です。もともとはスカーフサーフゴーを使っていましたが、あまりにも環境に向かい風で一時期はパーティーから外していました。しかし「わるだくみからぶりほけんサーフゴー」がこちらジッと見てきたので使ってみると、思いのほか面白かったのでパーティーに戻しました。しかし、面白いだけだったので素直に汎用性の高いゴツゴツメットにしました。
Sはジバコイルや耐久サーフゴーを抜きたいなと思って調整しましたが、正解かどうかはわかりません。C振りはドラパルトをシャドボで良い乱数で落とすためです。ただ、これも正解かどうかは本当にわかりません。
パーティ単位で重いコノヨザルやミミッキュ、マスカーニャに削りを入れてもらうのが仕事です。隙を見てわるだくみを積めば起点にもならないので本当に強かったです。
コノヨザル@たべのこし
ようき H188 D68 S252 ほのおテラスタル まけんき
ふんどのこぶし、ドレインパンチ、ちょうはつ、ビルドアップ
バンビ―さんの調整で、今やテンプレとなっている型です。テンプレは強いがゆえにテンプレです。
ヤミラミからコノヨザルにつなげばやってることは壁コノヨなのでそりゃ強いです。コノヨザルが刺さっていると感じたら、ヤミラミとコノヨザルは確定で選出していきます。
ほのおテラスタルも本当に偉く、最も重いと言っても過言ではないテツノドクガにあらがうことができます。どんな型であれ、このポケモンもゴースト統一を組むなら入れない理由を探すほうが難しいでしょう。
ソウブレイズ@きあいのタスキ
いじっぱり H4 A252 S252 フェアリーテラスタル くだけるよろい
むねんのつるぎ、インファイト、かげうち、みちづれ
ドラパルトが抜けた原因です。
ゴースト統一は対面的な動きをせざるを得ない以上、タスキ枠が非常に重要になってきます。最初はドラパルトがタスキを持っていましたが、今の環境だと対面で撃ち負けることが多くありました。またふいうちの不安定さもあいまって、使いづらい印象がぬぐえませんでした。じゃあ他の持ち物を持たせるかと言っても、たべのこしはコノヨザルに取られていますしハチマキやメガネもスカーフサーフゴーやSの上がるハバタクカミやテツノツツミを考えると難しいです。
そこで新しくタスキ枠を考えていたところ、ソウブレイズが目に留まりました。安定した先制技であるかげうち、優秀な特性であるくだけるよろい、そして不意のみちづれなど、今の環境に合っていると感じました。
特にみちづれは本当に偉く、裏にいるヤミラミを考えると相手はなかなか積み技を積めません。そこへ刺さるみちづれは何度も勝利を運んでくれました。
ラウドボーン@おんみつマント
ずぶとい H252 B156 C12 D44 S44 みずテラスタル てんねん
フレアソング、みがわり、なまける、アンコール
別のオフ会でぼんこふさんが「S振りのふういんラウドボーンで相手のラウドボーンを完封する」というお話をされており(ちょっと記憶が曖昧ですが)、それをヒントに生まれた受け破壊型ラウドボーンです。TOD製造機でもあります。
ちなみにこの個体もみこさんからいただいた個体です。本当に頭が上がりません。
主にキョジオーンドオーのような受けサイクルに刺していきます。最近流行中のヘイラッシャにも強いのがグッドポイントです。
みがわりで相手の補助技をすかし、アンコールで補助技をロックしてフレアソングで積んでいくという動きが強いです。TODになると最終的には「いつフレアソングをうつか」という勝負になるので、フレアソングのPP管理が非常に重要になってきます。
何度もイージーウィンを運んでくれた神ポケであり、かつゴースト統一には欠かせないポケモンの一体だと思います。
【選出】
ハバタクカミ初手+サーフゴー、コノヨザル、ソウブレイズから2体
→対面選出です。ステロ要員がいなければソウブレイズを積極的に選出します。また、ソウブレイズ初手の場合もあります。その場合は対面処理+みちづれで二体持っていくのがベストです。そうなったら大体勝てます。
ヤミラミ+コノヨザル+ハバタクカミorサーフゴー
→ヤミラミの壁始動です。ヤミラミを残せる場合は残す立ち回りが重要です。壁コノヨザルで積ませられると感じたら選出します。構築相性的にきつい相手にもこの選出をして強引に立ち回っていきます。
ハバタクカミ+ラウドボーン+何か
→受け気味の構築に選出します。ラウドボーンにテラスタルを切ることを意識します。
【キツいポケモン】
・テツノドクガ
基本的にハバタクカミのサイコショックかコノヨザルしか対処方法がないです。
・マスカーニャ
タスキ、スカーフ、どちらもきついです。1.5体は持っていかれることを覚悟します。
・イダイナキバ
S上がるやつは聞いてません。ハバタクカミが死んでしまいます。
・ハバタクカミ
裏から出されると無難につらいです。
・イルカマン
ラウドボーンにテラスを切らない限り誰も受かりません。ジェットパンチはバグ技。
ほかにもいろいろいますが、思いつく限りはこんな感じですね。
レンタルパも公開しているのでよかったら使ってみてください!
レンタルパID:QPL085
【その他】
後から知りましたが、いろっちゃんねるのいろはさんの生放送にこのパーティが出ていたようです。
かなり強引な立ち回りなので今見返すとひやひやします。
でもいろはさんの生放送に華を添えられたなら嬉しいです。
※無断リンクですので問題がありましたら消去します。
また、2000に乗った証拠がこちらです。ポケモンバトルデータベース様から抜粋させていただきました。
【構築記事 終わり】
【オフレポ】
※表現には細心の注意を払いましたが、何かありましたらソーネチカまでお申し付けください。すぐに修正いたします。
【諦めるには早すぎる】
前日譚から始めます。
僕はサンムーンからガチ対戦を始めていますが、レート2000には一向に乗れませんでした。
ある時は仕事を言い訳に、ある時は運を言い訳に、またある時は全てを言い訳にして2000に乗れない自分を慰めていましたが、本当はわかっていました。
自分には、才能がないのだと。
早い人は始めて数か月で2000に乗せます。それに対して、僕は何年経っても2000に乗せることができませんでした。
どれだけ努力しても乗せられないのだから、つまるところ自分には才能がないと判断するのは自然な流れです。
1桁や2桁はもはや別世界。自分はランクマではなく仲間大会やオフ会をエンジョイしていこう。そう思っていました。
そう、諦めていました。
憧れが理解から最も遠い感情なら、諦めは理想から最も遠い感情です。理想を追求するには、僕は色々と諦めすぎていました。
そんな中、シリーズ1が終わりパラドックスが解禁されました。もともとシリーズ1からゴースト統一を使っていましたが、強力なハバタクカミが解禁されるということでより強くなるだろうと踏み、ゴースト統一を考察していきました。
その中で一つ問題が。
自分はバイオレットなのでハバタクカミが捕まえられないのです。
一人で対処できないのなら他人を頼るべし。孔子もそう言っています(嘘)。仲良くしていただいているみこさんに相談すると、ハバタクカミを貸していただけることになったので、ようやく考察に入りました。
その考察の結果生まれたのが上述の構築です。ハバタクカミはみこさんから借りたものですし、ソウブレイズはリホウさん、アローラのSさん、メタグロスさんとレイドをした際にゲットした個体でした。
そんな思い入れのある個体たちと上位へ行きたいなぁというモチベのもと、ひたすら潜り続けていたらなんとオフの前日にレート2000を達成することができました。
ヒル魔が0.1秒縮めるのに1年かかったように、僕はここまで来るのに5年以上かけました。なぜ達成できたのだろうかと考えると、おそらくゴースト統一という縛りを己に課していたからだと思います。
自分はサンムーンの頃から対戦を始めていますが、その時は全員天候特性の天変地異パを使っていました。そのパーティでしか勝てませんでした。そして今回はゴースト統一です。そんな姿を見てある人はマイオナと蔑み、ある人はセルフハンディキャップとあざ笑うかもしれません。しかし、僕のような人間はそうすることでようやく勝てるのだと思います。
広いプールの中で強いポケモンを考えられる人は紛れもなく強い人です。幅広い知識があって、創造力と想像力がある人です。しかし僕にはそれがないと思っていました。あればとっくの昔に2000に乗っています。
そんな弱い僕は、狭いプールの中でこそ創造力を発揮できます。言い換えれば、僕は不自由の中でしか自由を感じることができないのかもしれません。
400という広大な数の前では、弱い僕は立ちすくむしかありません。しかし、ゴーストポケモンしか使ってはいけないという縛りを課した瞬間、ようやく僕は色々なことを考えることができます。大袈裟ですが、そこで初めて僕は自由を感じることができるわけです。
これに共感してほしいとは思いません。むしろ共感しないほうがより強くなれると思います。でも、もし自分にはレート2000は無理だと諦めている人がいたら、諦めるには早すぎると言いたいです。
何より、過去の自分に向けて。
【起きるには早すぎる】
オフ当日の朝。
杜のヨウカンオフは仙台で行われるので6時前には起きないといけませんでした。普段は7時40分くらいに起きているので、6時前に起きるのはなかなか大変で、しかも上述のとおりオフ会前日に2000を達成したので興奮のあまりなかなか眠れず寝坊しないか心配でした。
しかし目覚ましを3個セットするという数の暴力のおかげでなんとか寝坊せずに起床し、検温と身支度を済ませると、家を出て東京駅に向かいました。
新幹線ではA席とE席を間違えるという茶目っ気たっぷりのハプニングがありつつも、パルデアフェスタの準備などをしながら初の東北新幹線を満喫していました。
仙台駅は地元の田舎よりずっと栄えていて羨ましいなと思いながらコインロッカーに荷物を預けました。その際、オフ会用バッグのショルダーベルトをつけ忘れてここまで来てしまったことに気づきました。茶目っ気たっぷりハプニングその2です。いつか誰かに殴られるかもしれません。
仕方ないので、辞書を携えるようにバッグを持って会場まで向かいました。その道中、オフで会う初対面の人にどんなギャグをかまそうかずっと考えていましたが、その先には地獄しかないことに気づきやめました。前のオフでもそうだった気がします。
会場に到着すると、列に並んで受付を待ちました。この時もまだギャグを考えていたのでやっぱりいつか誰かに殴られるかもしれません。
受付と同時に席が決まりました。僕は5番のチヲハウハネブロックになったので5番の卓に向かいました。
そのブロックにはまさかのリホウさんがいました。僕が東北遠征を決意した理由の一つがリホウさんと会えるからであり、非常に尊敬している人です。初めてお会いしたにも関わらず気さくにお話していただいて本当にありがとうございました。
そのまま5番の卓で座っていると、この日最後までお世話になるめろさんがやってきて「ソーネチカさんですか!?」と聞いてきました。
めろさんは僕のポケモン以外の趣味で少し結果(というものではないですね、結局落選したので)を残したことやゴースト統一で2000に乗ったことを知っていてくださって、皆さんにそれをアピールしてくださいました。今までこんなに気をかけてくれる人はなかなかいなかったのでめちゃくちゃ嬉しかったです。当日は「やめてくださいよ~」と言っていましたがあれは照れ隠しです。
会話の最後、めろさんに「今日もゴースト統一使うんですか?」と聞かれたので「決勝の舞台でその答えをお見せします」と回答しました。もう誰か殴った方がいいんじゃないですか。
そんなこんなで開会式が始まると、皆さんに向かって自己紹介をする機会がもうけられました。皆さん面白い自己紹介をする中、僕は昨日初めてレート2000を達成したことを告げると拍手がおきました。裏拍手しかされてこなかった僕としてはイレギュラーな事態でした(嘘かも)。
開会式も終わるといよいよ予選です。
昨日の勢いもあるし予選抜けいけんじゃねーの? と鼻高々でしたが果たして……?
【抜けるには早すぎる】
結果から先に言いましょう。ブロック最下位でした(滂沱の音)。
第1戦 vsリホウさん
強い受け使いで有名なリホウさんなので、最初からラウドボーンを通すことだけを考えていました。
結果、20分間ずっとラウドボーンのお尻と身代わり人形をみることになりました。両方とも可愛いので許します。
開始2分でTODをお互い確信していました。
結果、最後は自分のターン管理の甘さ(完全なプレミ)により体力勝負で負けてしまいました。最後は身代わりではなくなまけるでしたね……。
第2戦 vsしろなさん
ジバコイル重いな~と思いながら選出してジバコイル重いな~と思いながらプレイしてジバコイルに貫かれて終わりました。
コノヨザルが比較的出しにくいパーティーだったのが辛かったですね……。
壁ターン管理をうまいことされたので、やはり葉桜冬の陣優勝者は違うなと感じました。
第3戦 vsもやしきのこさん
ハバタクカミが刺さって勝ちました。
途中、とあるポケモンがなかなかサーフゴーを落としにこなかったのに加え、TNやエントリーネームからラストをアラブルタケ一点読みし、それが通りました。
最後は残しておいたハバタクカミでアラブルタケを倒して終了です。
バトルとは関係ないですが、もやしきのこさんは本当に気を使える方だと思います。一日を通じてそれをひしひしと感じました。
ここで昼食を挟みました。みえいさんに連れられてこのラーメンを堪能しました。めっっっっっっっっっちゃうまかった!! みえいさんありがとう!!
ちなみに道中、なぜかめろさんとドストエフスキーや太宰治、坂口安吾の話をしていました。めろさん本当に博識。
さてお昼休憩を挟み、後半戦突入です。
この時の僕は「1-2だからあと2勝すればワンチャン」とか思っていましたが、未来の僕からお伝えするとこの後2戦とも負けるからせいぜい頑張ってね!!
第4戦 vsりたさん
初手にまかれた毒菱に終始苦しめられました。
サーフゴーを選出すればワンチャンあったかもしれませんが、りたさんの構築にいるあのポケモンにおびえて……あれ、今りたさんのパーティを見返したのですが、サーフゴーがかなり通ってます。なぜ選出しなかったんでしょう。ラーメンがうますぎたせいです、多分。
結果、サイクルが苦しく負けてしまいました。
りたさんはこの次の試合も勝利し、ブロック1位で予選抜けされていました。おめでとうございます!!
第5戦 vsかよさん
パーティを見た瞬間負けを悟りました。
長いことやっているとわかるものです。このパーティには勝てないということを。
許可をいただいていないので詳細は省きますが、絶望しかありませんでした。ヒントは猫です。猫は怖いです。ゴースト統一はネズミなんです。窮鼠猫を噛めないのです。
他にも重いポケモンが多く、順当に負けました。
かよさんはブロック2位で予選抜けされていました。おめでとうございます!!
予選が終わり、僕は1-4で最下位となりました。
チヲハウハネブロックで地を這っていたのが僕でした。
僕にはまだ杜のヨウカン予選抜けは早かったようです。
また、この後運営による集計が行われ、見事3位のしろなさんも予選抜けとなりました。おめでとうございます!!
しろなさんが予選抜けしたときにブロック全員が喜んでいたのが何かエモかったです。
【二十代には早すぎる】
予選も終わり、決勝トーナメントが始まりました。
チヲハウハネブロックのチヲハウハネになってしまった僕は、早速決勝トーナメントを見学したりスマブラを観戦したりしていました。
今のスマブラはすごいですね。色々なキャラがいて、動きも多彩で早くて。
観戦している最中、「自分はデラックス世代なんですよね~」と言ったらめろさんから「デラックスって何ですか?」と返ってきました。
これが世代間ギャップか……。
僕はもうそこまで若くないですが、まだ二十代です。さすがにジェネレーションギャップを感じるには早いんじゃないでしょうか?(慟哭の音)
そのあとも「ロックマンに夜の役割は持てない」と言ったらぼんこふさんたちから「持てますよ!!」と突っ込まれたり、カスケードさんやみえいさんとフレ戦をしたり、うずしおオフ運営のつるさんにあいさつしたりと充実した時間を過ごしていました。前回のオフでもお会いしたカスケードさん、ぼんこふさん、つるさんにお会いできたのは本当に嬉しかったです。
また、統一パの大先輩であるゴンさんにも挨拶できたのも本当に良かったです。またお会いしたいです。
そんなこんなで時間は過ぎていき、配信卓が始まりました。三位決定戦はみえいさんとめろさんと見て、決勝はめろさんが解説だったのでみえいさんと見ていました。
バトルの詳細はこちらから見られるのでよかったらぜひ。
結果、優勝はH.I.さんでした。
二連覇本当におめでとうございます!!!!
【ギムレットには早すぎる】
別れの時間は早すぎるくらいすぐやってきます。
この後もカラオケなどがありましたが、そのあたりの話は省きます。ただ、その場でよけろナッパさんと仲良くなれたのは本当に嬉しかった――というか驚きました。自分でも知っている七世代の強者だったので。あとビアンカさん歌うますぎ。
別れ際、わざわざめろさんがエレベーターで一緒に降りて見送ってくれました。本当に、朝から晩までお世話になりっぱなしでした。またどこか飯でも行って一緒にお話ししたいです。
こうして、僕の杜のヨウカンオフは終わりました。
楽しかった? と聞かれればもちろんと答えますし、幸福だった? と聞かれれば言うまでもなくと答えます。
ただ、それももう終わりました。今この文章は仕事終わりに酒を飲みながら書いています。憂鬱じゃなければ仕事じゃないという言葉を否定できなくなるくらいには、仕事生活はなかなか辛いです。
でも、そんなときは田中ロミオの幸福論を思い出します。
幸福は息継ぎであるという幸福論を。
この幸福論には「幸福とは幸福を探すことである」といったようなロマンチシズムもなければ、アランの幸福論のような希望もありません。ラッセルも寺山修司も(未読ですがおそらくヒルティも)こんな幸福論は書きませんでした(余談ですが幸福論を読むやつは十中八九幸福ではありません)。
でも、馬齢を重ねた僕は田中ロミオの幸福論こそが真実だと思ってしまいます。
普段は辛く苦しい息を止める生活でも、ほんの少しの息継ぎの瞬間が幸福なのだと思えば耐えられます。
そして杜のヨウカンオフはまさしく息継ぎの瞬間でした。あの時は間違いなく、僕は息をしていたはずです。
そう思えるくらいには楽しい瞬間でした。
だからこそ、まずはオフ会を運営してくださったスタッフの皆様には感謝したいです。本当にありがとうございました。運営は大変だと思いますが、トラブルなく終えられていて本当にすごいです。
次に、このオフレポにお名前を出せなかった方も含め、オフで絡んでくれた方、お話ししてくれた方、対戦してくれた方、全員に感謝の意を表したいです。
最後に、この記事を最後まで読んでくれた皆様に感謝申し上げます。
それでは、またどこかでお会いしましょう。
次にお会いする場が息継ぎの場所であれば、これ以上幸せなことはありません。